トップページ > 蛍光灯器具の見分け方 > 器具の種類によるLED交換への見極め
蛍光灯器具の3つの種類スタータ型と、ラピッド型、インバータ型の特徴について説明します
1) スタータ型
- 2) ラピッド型
- 3) インバータ型
1)スタータ型
3種類の中で一番古い点灯法で、多くの場所で使用されています。
そのため古い建物に多く使用されています。また器具の価格も安いので、新しい建物でも工場や、住居で多く見られます。
また事務所などでも使用されます。
消費電力は40型(120cm)の蛍光灯管1本で約42Wです。
2) ラピッド型
ラピッド型はスタータ型の「点灯が遅い」という欠点をなくすために出来た 方法です。
ラピッドは英語の「rapid」で「すぐに」という意味です。器具の価格が やや高いのですが、事務所や、病院、施設、店舗、住居などで多く
使用されています。工場、住居などをのぞけばこの器具が一番多く使われているようです。
消費電力は40型(120cm)の蛍光灯管1本で約42Wです。
3)インバータ型
インバータ型は3種類の中で最後に出て来た点灯方で、ちらつきや、
消費電力の改善がなされています。
蛍光灯管は商用電源(*1)の周波数(50または60ヘルツ=1秒間に
50または60回の周期)で点滅を繰り返していますのでちらつきが
あります。
インバータはこの周波数を内部回路で高くして、ちらつきを押さえると
同時に発光効率を高めています。そのため消費電力が少なくても明るいのが特徴です。器具の価格も高いのですが、消費電力が少ない点などで最近の建物で多く使用されています。点灯時間の長いコンビニなどでも多く見られます。
消費電力は40型(120cm)の蛍光灯管1本で約34Wです。
* 1)家庭、事務所、工場などで電力会社から供給される100ボルトなどの交流電源です。家庭などで
コンセントからくる電気のことです。